インプラント治療は患者様の
人生を変える力を持っています。
そのため、
1本1本ココロを込めて丁寧に……。
インプラント治療は患者様の
人生を変える力を持っています。
そのため、
1本1本ココロを込めて丁寧に……。
このページでは当院が行うインプラント治療の特長についてお話いたします。
まず、治療技術を追求するのは当然のこととして、当院の場合、治療前の「診査診断」に特徴があります。
診査診断というのは、検査結果から患者様の状態を分析して、適切な治療計画を作成することです。
最初の診査診断を誤ると、この先の治療はうまくいきません。
家を建てようとした時、設計図が間違っているとちゃんとした家が建たないように、インプラントでも同じことが言えます。
特にインプラントは人を対象にしています。
失敗は許されません。
そのためできる限り情報を集め、慎重に診査診断を下す必要があります。
最近ではインプラントによる事故が報道されることがあります。
その原因の多くは、診査診断の段階で誤りがあるからです。
言い換えれば、診査診断さえ間違わなければ、治療後にトラブルが起こるリスクはほとんどありません。
当院では、歯科医師の経験や勘といった曖昧な曖昧なものに頼るのではなく、「根拠に基づいた診査診断」によるインプラント治療を行っています。
それをこれからご紹介します。
インプラントを着実に行うための体制はたくさんありますが、ここでは「世界的に信頼されているメーカーの利用」「滅菌体制(オペ室完備)」「こだわりの治療法」「保証期間」「アフターフォロー」に分けてご紹介します。
インプラントメーカーは全世界で200社、日本国内でも30社存在するといわれています。
それぞれには互換性が無く、治療実績、手術方法、価格、保障、安全性に違いがあります。
全てを考慮したうえで安心して患者様に提供できるインプラントメーカーは正直それほど多くはありません。当院で採用しているジンマーデンタル社のカルシテックインプラントは自信を持って患者様にお勧めできます。以下、特徴をお伝えします。
非常にシンプルな術式のため、手術時間は他のメーカーと比べ短時間で終了します。そのため患者様の精神的・身体的負担を軽減できます。また、術後の腫れ、痛み、出血はほとんどありません。鎮痛剤は処方しますが、通常1回服用するかしないかです。
このインプラントは「再結晶化HAコーティング」という技術を採用しています。
簡単に言ってしまうと、ハイドロキシアパタイトという物質をインプラント体にコーティングすることにより早期に骨と結合させる技術です。他のインプラントメーカーと比較して、骨に生着するのがとても早く、結合したあとも高い信頼性があります。
そのため、ほとんどの場合、インプラントオペ後、2ヶ月たてば、人口歯(上部構造)をセットし治療が完了します。
医療に携わる者として、衛生管理・感染予防対策は当然の責務となります。
これは、患者様に対しても、そして当院で働くスタッフに対してもです。
当院では、オートクレーブ、超音波洗浄機などを利用し、衛生管理を実施しております。もちろん、コップ、エプロン、手袋などはすべて使い捨てです。
また、当院では「ガス滅菌」「アクティブドライ」という滅菌機器も導入しています。
一般的な滅菌器(オートクレーブ)では滅菌できないチューブやプラスチック類等、あらゆる機材の滅菌が可能なホルマリンガス滅菌器です。ウィルス(HIV・HBV等)に対する殺菌においても抜群の効力を発揮します。
医療用 / 器具除染用洗浄器「アクティブドライ」を導入しています。励起酸素と紫外線の力で除染・消毒のための洗浄を行ってくれる機器です。これまで、薬液消毒で対応していた器具をクリーンにしてくれます。
トップダウントリートメントとは模型上で完成形のシミュレーションを行い、治療のゴールから逆算して治療計画を立てることです。
そうすることで理想とする歯並びや形状を実現しやすくなります。
それだけでなく、噛み合わせや歯肉・骨の問題などの課題も明確になり、適切な対処(咬みあわせ改善・歯肉再生療法・骨再生療法)が可能となります。
その他、「ソケットリフト」「抜歯即自荷重法」についてもご説明します。
あごの骨が少ない方を対象とした治療です。
歯周病など、何かしらの理由であごの骨が少なくなっている場合があります。
その場合、通常の方法ではインプラントを埋め込むことはできないのですが、「ソケットリフト」ならそれが可能です。
ソケットリフトなら、他院で「骨がないのでインプラントはできません」と言われた場合でも治療できる可能性があります。諦めず、まずはご相談ください。
通常、インプラントは2回に分けて手術を行う必要がありますが、抜歯即自荷重法という術式なら、1回の手術で終了することができます。その日のうちからしっかりと噛むことができ、歯がない期間をなくすことができます。
抜歯をします。
抜歯と同時に
インプラントを埋入します。
骨補填剤をいれます。
すぐに仮歯をいれて、
噛むことが出来るようになります。
価格は約44万円(税込)。インプラント埋入による治療。
リスクとしては、外科治療となるので、痛み・腫れ・出血などの可能性がある。
左の前歯が黒ずんでいます。神経が死んでいることが理由です。
前歯は目立ちやすいため、すぐにインプラントを埋入できる抜歯即時荷重法で早急に対処しました。
価格は約44万円(税込)。インプラント埋入による治療。
リスクとしては、外科治療となるので、痛み・腫れ・出血などの可能性がある。
上記画像は、抜歯した当日にインプラントを挿入したものです。
1回の手術で終了するため、治療期間が短縮され、術後の痛みや腫れが少ないことが特長です。
全ての方に適用できる治療ではありませんので、まずはご相談ください。
その他、当院で実施したインプラントの症例をご紹介します。
価格は約132万円(税込)。インプラント埋入による治療。
リスクとしては、外科治療となるので、痛み・腫れ・出血などの可能性がある。
価格は約44万円(税込)。インプラント埋入による治療。
リスクとしては、外科治療となるので、痛み・腫れ・出血などの可能性がある。
「噛めるようになるのは当然ですが、見た目の美しさも重要な要素です。
機能性を重視しつつ、「天然歯を見分けがつかないようにする」ことも意識しています。
インプラント治療は、歯周病で歯を失った方、またはもうすぐ抜けそうな方が希望されるケースが多いです。
しかし、歯周病によって骨が溶かされ、歯茎が退縮してしまっているため、そのままインプラントを行っても見た目のバランスが悪くなってしまいます。
そのような場合、当院では「歯肉形成治療」で歯茎の審美性を取り戻します
インプラントは「土台」と「上部構造(人工歯)」の2つのパーツで構成されています。当院ではそれぞれの部位ごとに保証期間を設けています。
これはインプラント治療で最も大切な部分です。
インプラントは人工物なので、虫歯にはなりませんが、メンテナンスを怠ると「インプラント周囲炎」という病気になります。
インプラント周囲炎になると、インプラントを支えている骨が細菌により徐々に溶かされ、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまうという、歯周病と似た症状がでてきます。
インプラント周囲炎の発症率は、歯周病の3倍ともいわれています。
つまり、インプラントは天然歯よりもしっかりとお手入れする必要があるということです。
ですがご安心ください。
ドクターの指示に従い、定期的なメンテナンスをしていればインプラント周囲炎は防ぐことができます。
インプラントをされる方の多くは、今まで上手に歯のケアができていないことが多いので、インプラントを入れた後も十分なケアができず、数年もたたないうちにインプラントが抜けてしまっているという現状があります。
これは医院側にも大きな責任があると私は考えます。
正直な話、インプラント治療後の定期的なメンテナンスは医院にとって利益になるわけではありませんので、積極的に推奨する医院が少ないのです。
患者様への情報提供が適切にされていないケースも多く、メンテナンスの重要性を知らないまま治療を終えてしまっています。
このような経緯がありますので、当院ではメンテナンスの重要性やインプラント周囲炎などのリスクをしっかりお伝えし、十分な対策を講じます。
Aoral Scan 3は、歯科医療において3Dデジタル印象を取得するための最新の技術です。
以下は、Aoral Scan 3の主なメリットです。
■正確性■
Aoral Scan 3は、高度な3Dスキャニング技術を使用して、高い精度で歯科印象を取得できます。従来の印象取得方法よりも、より正確で正確な結果を提供することができます。
■速度■
Aoral Scan 3は、印象を取るのに必要な時間を短縮することができます。通常の印象取得方法では、時間がかかることがあるため、より効率的な治療を提供することができます。
■快適性■
Aoral Scan 3は、患者の快適性を向上させることができます。従来の印象取得方法に比べて、より非侵襲的で痛みや不快感が少ないため、患者のストレスや不安を軽減することができます。
■保存性■
Aoral Scan 3で取得した3Dデータは、コンピューター上で保存することができます。これにより、必要に応じていつでも印象を再現することができるため、治療の再来や保管において非常に便利です。 ※保険適用外です。
良い治療をするためには「技術」と「想い」、その両方が必要だと考えています。
いくら設備や治療の腕が優れていても、想いがなくては本当の意味で患者さんのためになる治療はできないからです。
ここでは私たちがインプラント治療にかける「想い」についてお話します。
まず、歯を失った場合の治療として、主に「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つがあります。
インプラント治療というのは、あくまで「選択肢の中の1つ」というイメージがあるのですが、インプラント治療には「お口の健康維持(=歯を守る)」という側面もあります。
例えば入れ歯の場合、一般的なものは金属のバネを他の健康な歯にひっかけることで口の中に固定する必要があります。
そのため、咀嚼するたびにその健康な歯にはダメージが蓄積してしまい、歯の寿命を減らしてしまうことになります。
ブリッジの場合も同様です。
ブリッジは両端の歯を土台とする必要があるため、健康な歯でも大きく削らなくてはなりません。
つまり入れ歯とブリッジは、どちらも健康な歯に負担がかかってしまうため、長期的には歯を失うことに繋がるのです。
一方、インプラントは骨に土台を埋め込むため、他の健康な歯に負担をかけることも、削ってしまう必要もありません。
これが、インプラント治療には「お口の健康維持(=歯を守る)」と申し上げた理由です。
また最近の研究結果で、しっかり噛む行為は「痴呆症の予防」になるということが明らかになっています。しっかり噛めるようになると脳の血流が良くなるからです。
インプラントは他の治療に比べて噛む力も優れています。
下の表をご覧ください。
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
---|---|---|---|
画像 | |||
かみ応え | 90% | 60% | 30% |
天然歯の噛む力を100%とした場合、入れ歯が30%、ブリッジが60%、インプラントが90%という結果になります。
この結果からもインプラントは「自立した人生を送る」ための予防処置と言えるのではないでしょうか。
ですが、インプラントを万能の治療とは思っていません。
インプラントにはないメリットも入れ歯・ブリッジにはありますし、患者様のライフスタイルによっても最適な治療は異なります。
あくまで、治療法を検討する際の検討材料としてこのようなお話をさせていただきました。
よく、「インプラントは一生使もの!」「自分の歯のようになんでも噛めます!」などとメリットばかりが強調された宣伝を見かけます。
確かに間違っているわけではないのですが、「メンテナンスなどのアフターケアをしっかりやった上で……」という条件があってこそのメリットです。
日常的な口腔ケアの習慣がない、または苦手な方は、インプラント周囲炎にならないように口腔ケア指導や生活習慣の改善など、歯科医院と患者様が協力しながら少しずつ見直していく必要があります。
当院では、「インプラントしたらそれで終わり」という考えでは治療しておりません。
一生使えるインプラントを目指して、やるべきことに真摯に取り組んでいきます。
料金体系は料金表をご参照ください。